
広島セーリングスクール
ヨットは帆(セール)で受けた風を推進力に変えて走ります。
主に1〜2人乗りの小さなもの(全長2〜5m)をディンギー型ヨット、エンジンや船室を持ち外洋航行も可能な大型のものをクルーザー型ヨットといいます。
広島セーリングスクールでは、小中学生は入門艇としてディンギー型ヨットの「OP」、中学校後半からは「レーザー(4.7、ラジアル)」を中心に、その年齢・体格にあったクラスで練習に励んでいます。
Optimist Dingy OP級ヨット

設計者: クラーク・ミルズ
全長: 2.31m
全幅: 1.13m
重量: 35kg
帆面積: 3.30平方メートル
定員: 1名
『オプティミスト』とは英語のOptimistでその意味は“楽天家 ”。全長2.31m、全幅1.13mの小さなヨットでOPの愛称で世界中の人々に親しまれているヨットです。1954年アメリカのクラーク・ミルズ氏がジュニア専用のヨットとして設計・誕生し、現在、国際セーリング連盟(World Sailing)が承認する最も小さなクラスです。
国際的に15歳までの子供達にだけ許されたヨットであり毎年、世界選手権大会を始め、多くの大会が開催される大変活動の活発なヨット種目でもあります。
このヨットの特徴は強風下でも強い安定性が保たれ、容易に操船できる事で、ヨットの入門艇として世界中で高い評価を得ています。100ヶ国、15万人以上の子供たちに普及し、日本でも全日本オプティミスト級セーリング選手権大会を初め、多くの大会が日本各地で開催され、競技力の向上と人間形成に大いに役立っています。
出典:(一社)日本OP協会




Laser レーザークラス

全長: 4.23m
全幅: 1.37m
重量: 58kg
帆面積:
ラジアル 5.7平方メートル
4.7 4.7平方メートル
定員: 1名
世界中に幅広く普及しているインターナショナルクラスの一人乗りの小型ディンギーで、オリンピック競技種目として採用されています。体力や技量に合わせてセールを使い分ける(スタンダード、ラジアル、4.7)ことによって、中学生から上は70歳以上まで楽しめるヨットです。当スクールではOP級を卒業し、レーザーに乗り換えて練習している高学年の選手もいます。なお、国際的にはLaser(レーザー)からILCA(イルカ)へ名称を変更しました。
出典:パフォーマンス セイルクラフト ジャパン 株式会社
:日本レーザークラス協会